GPT-4の使い方は?Chat GPTの新モデル
GPT-4って何?Chat GPTの新モデル
GPT-4はOpenAIの最も高度なシステムで、より安全で有用な回答を生み出す。
GPT-4は、より幅広い一般常識と問題解決能力により、難しい問題をより正確に解決することができます。
Open AI社がページのキャッチコピーで上記の様に伝えています。
OpenAIは、2023年3月14日火曜日に最新製品を世界に解き放ちました。ChatGPTで一世を風靡したモデルからさらに進化した次世代大規模言語モデル、GPT-4が発表されました。
ChatGPTは昨年末に発表されたばかりなのに、なぜもうGPT-4まで来ているのか、混乱されている方のために、まず少し整理しておきます。OpenAIは2018年からGPT言語モデルをリリースしています。その3番目にリリースされたGPT-3は、チャットボット製品であるChatGPTが2022年にリリースされた時点で最も進んだモデルでした。GPT-4はOpen AIが提供する最新かつ最も強力な大規模言語モデルですが、現状ではChatGPTに無料でアクセスできるだけでは、GPT-3モデル(専門的に言えばGPT-3.5)と対話することになります。
現状 GPT-4にアクセスするには、有料サブスクリプションへ登録する必要があります。
GPT-4の使い方は?
※こちらの記事は、ChatGPTに既に登録済みの方を対象としています。
まだ、登録されていない方は、以下の記事で登録方法を解説していますので、ご確認ください。
※現時点での、GPT4は有料サブスクリプションとなっています。
まずは、ChatGPTにログインしてください。ログイン後にUpGrade To Plusのボタンを押します。以下画像の赤枠。
すると、”Plus “へのアップグレードを案内するポップアップが表示されます。
緑色の「アップグレードプラン」ボタンを押すと、通常のクレジットカード入力の販売ページに移動し、情報を入力し、月々20ドルを支払う必要があります。
有料会員になると、ChatGPTで新モデルGPT-4にすぐにアクセスできます。待ち時間はありません。
新しいチャットを始めるとき、プルダウンで旧モデルかGPT-4のいずれかを使用するか選択できます。
以上を行うとGPT-4が使えます。G現在は、有料ですが、今後は無料になるかもしれないとの事です。
GPT-4の新機能は?
GPT-4は、OpenAIが作成した新しい言語モデルで、人間の音声に近いテキストを生成することができます。現在GPT-3.5をベースにしているChatGPTで使われている技術を進化させるものです。GPTはGenerative Pre-trained Transformerの頭文字をとったもので、人工ニューラルネットワークを使って人間のような文章を書くディープラーニング技術です。
OpenAIによると、この次世代言語モデルは、創造性、視覚的入力、より長い文脈という3つの重要な分野でより進化しているとのことです。
創造性の向上
OpenAIによると、GPT-4は創造的なプロジェクトの作成とユーザーとの共同作業の両方において、より優れているとのことです。その例として、音楽、脚本、テクニカルライティング、さらには “ユーザーの文体を学ぶ “ことが挙げられます。
GPT-3.5よりも長文の生成が可能
GPT-4は、ユーザーからのテキストを最大25,000語まで処理できるようになりました。GPT-4にウェブリンクを送り、そのページのテキストと対話させることも可能です。OpenAIによると、これは長編コンテンツの制作や、”拡張された会話 “に役立つという。
視覚的な入力(画像入力)
GPT-4はインタラクションのベースとなる画像を受け取ることができるようになりました。GPT-4のWebサイトに掲載されている例では、チャットボットにいくつかのお菓子作りの材料の画像が与えられ、それを使って何が作れるか質問しています。なお、動画も同様に利用できるかどうかは現在のところ不明です。
GPT-4はGPT3.5よりも安全に使えるようになった。
最後に、OpenAIはGPT-4が前世代よりも大幅に安全に使えるようになったとも言っています。OpenAIの社内テストでは、40%以上事実に基づいた回答を得ることができ、また、”許可されていない内容のリクエストに応える “可能性も82%低くなったと報告されています。
OpenAIは、このような進歩を遂げるために、人間のフィードバックによる訓練を受けているとし、”AIの安全性やセキュリティなどの領域で、50人以上の専門家と協力して初期フィードバックを行った “としています。
今後もより一層使うのが面白そうです。最後まで読んでいただきありがとうございました。